さんちゃ整体院の膝痛情報
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膝は自分の体重を支え、脚の動きをコントロールするので常に負担がかかっています。
膝への負担が長年にわたり蓄積し痛みが起こります。
これは加齢とともにみられる自然な現象であり、通常は高齢になってから膝に痛みや動きの悪さなどの異状が発生します。
しかし、膝への負担を増大させる要因をもつ人は、膝まわりの筋肉・靭帯・骨といった各組織が傷みやすく、
高齢になる前から膝の障害が発生しやすくなります。
膝の負担を増大させる要因としては・・・
- 膝の酷使・使いすぎ
- 運動不足に伴う肥満、筋力不足
- 「O脚・X脚といった足の形の異常」「不自然な歩き方」「姿勢の悪さ」「服装」
- ケガや事故による外傷
- 患部の冷え、締めつけ
があります。
1.【膝の酷使・使いすぎ】
「歩く」「走る」「立ち上がる」「座る」「跳ぶ」「階段の上り下り」などの
膝の曲げ伸ばしをする動作を行う際、膝関節に体重がかかると、太ももの骨とすねの骨に負担がかかります。
膝を動かす動作が多いほど、太ももとすねの骨に負担がかかって軟骨が減ってしまいます。
このような膝の使い過ぎで痛くなる人は、
運動・スポーツのしすぎ、特定の仕事で決まった動きしかしない人に起こりやすいです。
2.【運動不足に伴う肥満、筋力不足】
ただ歩くだけでも、膝には体重の2~3倍の重荷がかかります。
太っていると多くの体重を支えなければいけないので、膝の負担は大きくなります。
しかも、体重が多いほど以下のようなデメリットがあります。
・体を支えるために、膝に体重がかかりやすくなる
・体が重く運動するのが面倒になる → 運動不足になりやすい
・肥満が原因で膝が痛む → 痛みで運動不足に → 更に肥満が進む → 膝の状態の悪化
3.【「O脚・X脚といった足の形の異常」「不自然な歩き方」「姿勢の悪さ」「服装」】
O脚やX脚などの脚の変形があると、バランスが内側や外側に片寄るために膝に負担がかかりやすくなります。
O脚とは、膝が外側に向いていて、膝と膝の間に大きなすき間が空いている状態のことです。
いわゆる「がに股」のことです。
O脚では膝関節の内側に強い圧力がかかるため、内側の関節軟骨だけが先にすり減って、膝の内側に痛みが起こります。
関節の変形が進むと、O脚の度合いも強くなっていきます。
X脚とは、膝が内側に曲がった、いわゆる「内股」の状態です。
膝から上は内側を向き、膝から下は外側に広がって、脚がアルファベットの「X」のように変形しているものです。
膝関節の外側に強い圧力がかかるため、外側の関節軟骨だけが先にすり減ります。
O脚よりも痛みが生じにくく、痛み自体も弱めです。
4.【ケガや事故による外傷】
膝のケガ・外傷が痛みを引き起こすケースも多く見受けられます。
ケガの直後に痛みを起こすこともあれば、若い頃のケガが原因で、年をとってから痛み出す場合もあります。
ケガの治療が十分でなかったり骨の変形が残ると、膝に負担がかかりやすくなり、軟骨が早くすり減ってしまいます。
5.膝を冷やしたり圧迫する行為
体を冷やしたり、きつい服を着て体を締めつけると、筋肉を緊張させ、血行の流れを悪くします。
血液がうまく流れないと、痛みを強める疲労物質が排出されずに痛みを悪化させます。
また筋肉の柔軟性も低下して硬くなりやすく、悪循環を招きます。
<<膝を痛めやすい人の生活習慣をチェックリスト>>
以下の項目のうち、自分にあてはまものが多いほど、膝への負担・リスクが高くなります。
あてはまるものが多いようでしたら、生活習慣の改善をおすすめします。
□昔に比べて太った(体重が増えた)
□定期的に運動する習慣がない
□短い距離でも車や交通機関を使うことが多い
□ひざに大きな負担がかかるような激しいスポーツをしている(過去にしていた)
□立ちっぱなしの作業や、アスファルトなど固い地面を長時間歩いたり走ったりすることが多い
□坂道や階段を上り下りすることが多い
□左右どちらか決まった足に体重をかけて立つクセがある
□荷物を持ったり肩掛けカバンを使うとき、いつも左右どちらか決まった手や肩を使う
□背中を丸めて歩く
□ハイヒールなどの踵の高い靴をよく履く
□靴底の減り方が左右で違う
□O脚やX脚である
□横座り(女の子座り)をよくする
いかがでしたか?
膝痛は生活習慣から起こることが多いです。
生活習慣を改善すれば膝痛のリスクは減りますので
一度あなた自身の生活習慣を見直すことをおすすめします。